2年間口を聞かなかった状態→離婚届にサインを→別居や親権について→夫婦カウンセラーの手を借りてもう一度頑張ってみよう
という話まで、2020年は夫婦間でひたすら重たい話をし続けてきました。
元々話すのは得意ではなく、うまく伝えるのが面倒だから我慢しようという性格の私には、自分の主張をうまく相手に伝えられる日が来るなんて思っていませんでした。
でも苦手だからこそ、ググったり本を読んだり、いろんな方法を試してうまくなりました。
こんな方におすすめ
- 夫婦間で重たい話を予定している人
- 言いたいことを伝えられずに話し合いがうまくいかない人
- 話しているうちに何を言いたいかわからなくなってしまう人
- 苦手だからといってついつい我慢して黙ってしまう人
せっかく意を決して話し合いをするのなら有益な時間にしたいですよね。
事前に準備して挑めば、少し自信を持って話ができますよ。
Contents
事前に話したいことをリストアップしておく

事前準備といえばこれ!
最初に話す議題があれば、スムーズなのはいうまでもありません。
でも言いたいことをただ箇条書きにしているのではあまりいい策とはいえません
最初に話し合いのゴールを決めておく
話し合いは何のためにしますか?

まずはこのゴールを決めておかないと、あれもこれも話したくなったり、逆に話し合った後で不足に気付いたりしかねません。
目標をしっかり定めることから始めましょう。
ゴールに向けて必要なことをリストアップしておく
ゴールが決まったら相手に理解してもらうための材料となる話を箇条書きにしていきます。
5w1hをたたき台にすれば、必要なことが見えやすいですね。
- いつ
- どこで
- 誰が
- 何を
- なぜ
- どうやって
6項目全部揃わなくても、同じ項目が被っても構いません。
夫婦カウンセリングを受けたい私を例にするとこんな感じ。
- 話が噛み合わないからこれ以上二人で話し合っても結論は出ない
- 親に間に入ってもらうのは公平じゃない気がして気が進まない
- プロに介入して客観無的な意見を聞きたい
- (いいところを見つけたなら)例えばここはどう?
- 急がないけどいいところが見つかればすぐにでも受けたい
- できれば二人揃って受けたい
こんな感じで項目を上げていきます。
話す順序を脳内シュミレーションしておく
箇条書きにしたものを切り出しやすい順番に並べて、話の筋道を立てます。
もしもこんなふうに返事しそうと思うところがあれば、「こう言われたらこう」というのも想定しておくといいですね。
相手に納得してもらえそうな内容なら「結論ファースト」で、相手の説得に手こずりそうなら「理由を順を追って話す」といった手順がおすすめです。

ダメだった時の代替え案も用意しておく
ゴールに向けてのリストアップと脳内シミュレーションができたら、次は要望を断られた時の代替え案を用意しておくのがベターです。


ってお願いした後に
「30万円貸して」
っていうあのテクニックね。
小手先のテクニックを使うよりも、誠実に相手に話を聞いてもらうことが大切です。
我を押し通すだけではうまくいきません。
譲れることがあれば譲って、相手の納得を得る方向に話を進めたいでね。
感情は一旦心の奥にしまう

話し合いに一番邪魔になるのが感情です。
腹が立つことを言われても、一旦受け流して冷静に。
予定していない話にカッとなって言い返しそうになったら、一度黙って落ち着きましょう。

一方的な説得にならないように意識する
話し合いでやってはいけないのが、自分の気持ちだけを相手に押し付けて納得させることです。
話し合いではなく説得になってしまうからです。
その場で相手がなんとか納得してくれたとしても、相手の気持ちがすぐに変わってしまいそうですよね。
しっかりお互いに思うことを伝え合うのが話し合いなので、相手のことを常に考えて話を進めましょう。
相手の話を遮らない

相手の話が理不尽でも、辿々しくても、長くても、沈黙が続いても、話が終わるまでは遮らずに聞きましょう。
どちらかが一方的に話すのは、話し合いではなく説得です。
自分の話を聞いてほしいなら、まずは自分が相手の話を聞く、これが基本です。
相手の価値観の理解に努める
価値観が違うからこそ険悪になってしまい悩んでいる夫婦がこの記事を読んでくれていると思います。
価値観が違う人同士での話し合いは大変だと思います。
相手の価値観はあなたとは違っているかも知れませんが、無理をして自分の価値観を相手に合わせる必要はありませんが「こういうふうに考えるんだ」と理解することは必要です。

相手のことが理解できれば、「あなたとは違う考え方だけど自分はこうです」という切り出し方ができますよね。
先延ばしにするならしめ切りを決める

何か提案をして、またはされて、すぐに後悔しなさそうな結論を出すのは難しいですよね。
その場ですぐに答えが出せないときは、結論を出すしめ切りを決めましょう。
離婚をせずに夫婦カウンセリングを受けてやり直したいという私の場合だと、
- 1週間くらいかけてお互いに良さそうなカウンセラーの先生を探す
- 予約可能なら来月中に試しに1回受けてみる
のようにざっくりのしめ切りを決めました。
しめ切りが決まれば次の話し合いの予定も立てやすいので一石二鳥ですね。
水分をしっかりとる

ここまでは話の進め方ですが、実はこれが一番大事です。
重たい話し合いが長引くようなら、必ず水分を最初に用意しておきましょう。
最初のうちはこれがわかっていなくて、数時間の話し合いの間に涙と鼻水に水分を持っていかれて、最終的に軽く脱水症状のような頭痛がしていました。
もしもパートナーがたくさん泣いていたら、お水を出して落ち着いてもらうのを待つことも大切です。
余裕があるならリラックス効果のあるハーブティーがおすすめです。
まとめ
重たい話をするからこそ、落ち着いて冷静に建設的な話し合いをしたいですよね。
話をするテーマとゴールを決めて、あらかじめ具体的なリサーチとこちらの要望を断られたときの代替え案まで用意しておくと話し合いが無駄になる可能性が下がります。
感情的になりそうな時は一呼吸置いて、話し合いのゴールを意識して落ち着きましょう。
話し合いの際には水分をこまめに補給し、相手を気遣うこともお忘れなく。
落ち着いていいコンディションで建設的な話し合いができるように、陰ながら応援しています。
伝え方に自信がなければ、WEBで勉強してみては?
それでもやっぱり相手に自分の意思を伝えるのは難しいですよね。
自信がない人は一度勉強してみてはいかがでしょう?
履歴書にも書ける資格が家にいながら3時間で勉強できるので、夫婦間の話し合いだけでなく子供とのコミュニケーションやいろんな人間関係に応用できる便利なスキルです。
この機会に自信を持ってコミュニケーションができるようになってみてはいかがでしょうか。