妻の話しかけるなオーラが怖くて会話できない旦那さんは少なくはないようですね。
私はうまく意思を伝えらず自分の居心地が悪くなり、2年間まともに会話できず離婚届にサインをしましたが、もう一度頑張ってみようと夫婦カウンセリングに通うことになりました。
2020年は夫婦間でひたすら重たい話をしましたが、いろんな方法を試してうまくなりました。
この記事では、頑張って話し合いたい旦那さんに向けて、効率よく話を進めるための手順を5ステップに分けて解説します。
せっかく勇気を出して話し合いをするのにすこしでもいい展開に!と考えている人はぜひご参考にご覧ください。
こじれた夫婦が話し合うには?①まずゴールを決める
話し合う前にまずは話し合う目標を決めます。
最初に話し合いのゴールを決めておく
なぜ話合いたいのか、まずは自分の意志をはっきりしてみましょう。
私の場合は、ちゃんと話し合うために夫婦カウンセリングを受けたい、って言いたかった。
シンプルで分かりやすいゴールだね。
まずはこのゴールを決めておかないと、あれもこれも話したくなったり、逆に話し合った後で不足に気付いたりしかねません。
目標をしっかり定めて直線距離でゴールを目指しましょう。
ゴールに向けて必要なことをリストアップしておく
ゴールが決まったら相手に理解してもらうための材料となる話を箇条書きにしていきます。
5w1hをたたき台にすれば、必要なことが見えやすいですね。
- いつ
- どこで
- 誰が
- 何を
- なぜ
- どうやって
6項目全部揃わなくても、同じ項目が被っても構いません。
たくさん挙げた方が気持ちの整理がしやすいですよ。
夫婦カウンセリングを受けたい私を例にするとこんな感じ。
- 話が噛み合わないからこれ以上二人で話し合っても結論は出ない
- 親に間に入ってもらうのは公平じゃない気がして気が進まない
- プロに介入して客観無的な意見を聞きたい
- (いいところを見つけたなら)例えばここはどう?
- 急がないけどいいところが見つかればすぐにでも受けたい
- できれば二人揃って受けたい
こんな感じで項目を上げていきます。
話す順序を脳内シュミレーションしておく
箇条書きにしたものを切り出しやすい順番に並べて、話の筋道を立てます。
相手に納得してもらえそうな内容なら「結論ファースト」で、相手とは違う意見をぶつけるなら「順を追って理由から話す」といった手順がおすすめです。
うんって言いやすいように話を組み立ててね。
たくさんシミュレーションしておくと困らないわね。
ダメだった時の代替え案も用意しておく
ゴールに向けての会話のシミュレーションができたら、次は要望を断られた時の代替え案を用意しておくのがベターです。
「ダメ」で会話が終わってしまうのはもったいないので、自分が妥協できる範囲で「じゃあこれならどう?」という案を用意しておきましょう。
こじれた夫婦が話し合うには?②感情は一旦心の奥にしまう
話し合いに一番邪魔になるのが感情です。
腹が立つことを言われても、一旦受け流して冷静に。
予定していない話にカッとなって言い返しそうになったら、一度黙って落ち着きましょう。
いつも罵り合いになっちゃう夫婦は特にこれ大事!
目標遂行を第一に考えよう!
腹が立って言い返すとその場はすっきりするかもしれませんが、今回の目的は会話なので、会話が終わるような切り返し方はNGです。
こじれた夫婦が話し合うには?③説得しようとしない
話し合いでやってはいけないのが、話し合わずに自分の気持ちだけを相手に押し付けてしまうことです。
話し合いではなく説得になってしまうからです。
その場で相手がなんとか納得してくれたとしても、相手の気持ちがすぐに変わってしまいそうですよね。
相手の話を遮らない
相手の話が理不尽でも、辿々しくても、長くても、沈黙が続いても、話が終わるまでは遮らずに聞きましょう。
どちらかが一方的に話すのは、話し合いではなく説得です。
自分の話を聞いてほしいなら、まずは自分が相手の話を聞くのが基本です。
価値観を否定しない
価値観が違う人同士で話し合うのは大変ですが、まずは自分から相手の価値観を否定する姿勢をやめてみましょう。
価値観は無理にどちらかに合わせる必要はありませんが、否定する必要もありませんよね。
相手との違いを受け入れて、「こんな考え方もあるのか」と理解するだけでじゅうぶんです。
は?何言ってんの意味わかんない。ってあれか。
考え方を受け入れたうえで、「私の考え方はこうです」とかがいい。
こじれた夫婦の話し合い④結論が難しければ期限付きで先延ばしを
何か提案をされたときに、すぐに最適な結論を出すのは難しいですよね。
その場ですぐに答えが出せないときは、結論をまでのしめ切りを決めましょう。
離婚をせずに夫婦カウンセリングを受けてやり直したいという私の場合だとこんな感じ。
①1週間くらいかけてお互いに良さそうなカウンセラーの先生を探す
②予約可能なら来月中に試しに1回受けてみる
のようにざっくりのしめ切りを決めました。
しめ切りが決まれば次の話し合いの予定も立てやすい。
この時の話し合いで初めて夫婦カウンセリングを受けた話は【夫婦カウンセリングは効果なし!?】失敗した初回のカウンセリングの記事にまとめています。
こじれた夫婦の話し合い⑤水分をしっかり摂る
重たい話し合いが長引くようなら、必ず水分補給を!
最初のうちはこれがわかっていなくて、数時間の話し合いの間に涙と鼻水に水分を持っていかれて、最終的に軽く脱水症状のような頭痛がしました。
もしもパートナーがたくさん泣いていたら、お水を出して落ち着いてもらうのを待つことも大切です。
余裕があるならリラックス効果のあるハーブティーを淹れて落ち着いて話しましょう。
気持ちを落ち着かせたいならラベンダーハーブティーは味が独特で飲みきれるかわからない、という人は人気の5種類が入ったこちらもおすすめです。
泣くほど重い話をするなら、次の日目が腫れるからこれがいる。
100円の遣いすてのやつでもいいの?
数回で重い話が終わるらいいんじゃ?
以上、こじれた夫婦が上手く話し合いをするコツを5つ解説しましたが、夫婦で話し合いをするうえでもう一つ重要な要素が座る位置です。
【夫婦の話し合いに重要な座る位置関係】
・喧嘩になってもしっかり意見をぶつけ合いたいなら向かい合わせ
・できるだけ衝突せずに楽しく会話したいなら横並びの隣同士
がおすすめです。
座る位置関係については【夫婦の話し合いは座る位置重要!すぐ実践できるスティンザー効果とは?】の記事で詳しく解説していますので、よろしければこちらもご覧ください。
最後に~準備をしたうえで意見交換ができる話し合いを
重たい話をするからこそ、落ち着いて冷静に建設的な話し合いをしたいですよね。
話をするテーマとゴールを決めて、あらかじめ具体的なリサーチとこちらの要望を断られたときの代替え案まで用意しておくと話し合いが無駄になる可能性が下がります。
感情的になりそうな時は一呼吸置いて、話し合いのゴールを意識して落ち着きましょう。
話し合いの際には水分をこまめに補給し、相手を気遣うこともお忘れなく。
落ち着いていいコンディションで建設的な話し合いができるように、陰ながら応援しています。
コメント一覧 (2件)
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