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仮面夫婦は子どもに悪影響って本当?NG行動と離婚した方がいいケース

仮面夫婦が子供に与える影響

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仮面夫婦と聞くだけでなんだか家庭環境を心配してしまいますが、子供にはどのくらい悪影響なのでしょう。

実は仮面夫婦だから必ず子ども心の病になるわけではなく、影響が心にだけでる訳でもありません。

本来の夫婦関係ではなくなっても、子供の面倒を見るという目標に向かって協力し合える夫婦は、思いのほか多く存在します。

また、自分にそんなつもりはなくてもパートナーからはとっくに見切られているケースも少なくはありません。

この記事では仮面夫婦のどんな言動がどんなふうに子供に悪影響を与えるのかについてまとめました。

心身の発達は目に見えないので、知らない間に大きな影響を与えてしまう前に、しっかり知識を入れて気づける敏感さを養っておきましょう。

目次

仮面夫婦は子供に悪影響って本当?

はてな

仮面夫婦という単語の響きだけで「子どもがかわいそう」と考えてしまう人も少なくはないでしょう。

ですが「仮面夫婦=不幸」とひとくくりにまとめられるものではなく、男女感の愛情がなくなっても「子供を育てる」という同じ目的においては協力している夫婦もたくさんいます。

仮面夫婦=子どもがかわいそう

ではなく、仮面夫婦にありがちなNG行動が子どもに悪影響を与えます。

もしも夫婦仲が冷え切っていてそれでも離婚はしないなら、子どもにとって良くないNG行動は避けるべきでしょう。

仮面夫婦が子どもに悪影響を与えるNG行動3選

仮面夫婦だから必ずしも子どもに悪影響をあたえるわけではないですが、悪影響を与えるきっかけが普通の夫婦より多くなってしまいます。

仮面夫婦と自覚がある人は、子どもに悪影響を与えないように、慎重に夫婦関係を保たなくてはいけません。

特に悪影響を与えやすい事例を3つ挙げて解説します。

①夫婦喧嘩による暴言や暴力

NG行動のひとつ目は激しい夫婦喧嘩を子どもに見せてしまうことです。

仮面夫婦は普通の夫婦と比べて不満がたまりやすい分、話し合いが口論に発展しがちです。

本人たちは話し合っているつもりでも、語気が強くなったり声を荒げたり、ものをたたいて大きな音を出すことがあるのではないでしょうか。

ついついヒートアップしてしまう人は話し方の癖を変えるだけで、口論やけんかにならず、丸い話し合いができるようになります。

【声を荒げがちな人におすすめの言い換え】

・なんでこんなこともできないの?
→これを協力してほしいけど、お願いするのは難しい?

・だからいったでしょ?
→次はこうしてほしい。

夫婦間の暴言は子どもにとって「心理的虐待」に当たり、心にストレスを感じてしまいます。

  • 否定文は肯定文に言い換える
  • 相手に聞こえる程度の声量で静かに話す
  • 言葉を遮らず相手が話し終えてから話し始める

この3つを意識すると、会話はほぼ暴言ではなくなるでしょう。

ヨメコ

暴言っぽくなくなるし、伝わりやすいよね。

猫旦那

冷静になろうよ、ってことか。

夫婦間で話し合いをするときは冷静に、腹が立ったら時間をおいて会話するようにしましょう。

すぐに口論に発展してしまう夫婦は、座る位置関係を変えるだけでも改善効果がありますよ。

子どもを伝書鳩に使うのも悪影響になる

会話をするたびに喧嘩になる夫婦は、パートナーと話すのが嫌だから子どもにお願いして伝えてもらう、という行為をしがちですよね。

直接話さなくていいから楽なのですが、子どもにとってはいい迷惑です。

旦那さんのご両親は旦那さんが中学生のころから口を聞かなくなり、家庭内別居を10年以上続けていたのですが、この間旦那さんが伝書鳩役をさせられていました。

伝言を伝えるたびに親に愚痴られたり嫌な顔をされたり、さらなる伝言を頼まれたりと毎回巻き込まれたようです。

「直接会話しなくて喧嘩が減った」と思うのは本人たちだけで、子どもは嫌な思いをすることを分かっておきましょう。

②パートナーの悪口

ふたつ目のNG行動はパートナーのいないところで相手の悪口を子どもに言うことです。

お互いにパートナーの不満をため込みすぎると、どこかで発散させたくなってつい子どもにパートナーの悪口をいってしまっていませんか?

子供の性格にもよりますが、素直な子なら「パパは悪い人なんだ」「ママは残念は人なんだ」といった思い込みをしてしまうことも。

例えばこんなことに気を付けましょう。

【子供に言わないほうがいいパートナーの悪口】

・稼ぎが悪い
・家事・料理が下手、または苦手
・くさい、汚い
・老けた
・帰ってこなければ楽なのに

悪口のつもりはなくてもついついボソッと言ってしまいな人も多いのではないでしょうか。

判断基準がまだ固まっていない幼い年齢なら特に、この何気ない一言が洗脳のような影響を与えかねません

ヨメコ

長時間一緒にいるママが、子どもに「パパは悪い人」と思わせるなんて簡単。

猫旦那

つまりコツコツ褒めれば親子関係よくなるよね。

③子どもの生活環境の崩壊

3つ目のNG行動は、子どもが生活できる環境を崩してしまうことです。

喧嘩をしたり疲弊しても、衣食住の提供は親としての義務です。

【親として必要最低限やらなくてはいけないこと】

・食事の提供
・睡眠の確保
・洗濯やお風呂など衛生面を整えること
・精神的に安心して暮らせる環境

親である夫婦が病んでしまい、仕事や家事などがおろそかになってしまうと生活が回らなくなってしまいます。

子供のためにと仮面夫婦を続けたいなら、煮詰まりすぎないように折り合いをつけて、子どもの幸せのために協力関係を築かなくてななりません。

ヨメコ

生活が崩壊する前に上手に距離を置いてね。

【関連記事】夫婦感の距離を取る方法は3つ!離婚せず上手に距離を置くには?

仮面夫婦でいるよりも離婚した方がいい夫婦の3つの特徴

離婚

私が思う「いい仮面夫婦」とは、お互いに干渉しすぎない距離感を保ちながらも、子供のことなど目的のためにはある程度協力関係を築ける関係性です。

逆を言うと距離感が近すぎて喧嘩ばかりしたり、子供がないがしろになってしまうようなら離婚した方が幸せになれるのではないでしょうか。

具体的な仮面夫婦に向かなない夫婦の特徴は

  • 理性が保てなくなった仮面夫婦
  • 協力関係が築けない夫婦
  • 暴言・暴力が出る夫婦

理性が保てなくなった仮面夫婦

「仮面夫婦を続けるのは子供のため」

という軸がぶれて理性が保てなくなると「子供に悪影響かどうか」よりも自分のプライドが大切になります。

パートナーへのイライラから子どもに以下のような発言をしているなら、仮面夫婦をやめた方がいいでしょう。

【子供に絶対に言ってはいけない言葉】

・あなたがいるせいで離婚ができない
・あなたを生むんじゃなかった
・パパ(ママ)そっくりで嫌い

子育てはきれいごとだけではないので、時に声を荒げて叱ることはだれしもあるでしょう。

ですが子供の存在を否定するような言動が出てしまったら、理性が保てなくなっている状態と言えます。

離婚することも念頭に、まずは子供と自分を大切にできる環境を整えた方がいいのかもしれません。

協力関係が築けない仮面夫婦

子供を育てるという目標において協力関係が築けなくなったら、もはや仮面夫婦でいるメリットがありません。

【夫婦間における子育ての協力関係】

・経済的に支えてもらえなくなった
・家事や料理など生活面で支えてもらえなくなった
・隙あらば相手のことを落としいれようとしている
・子供のことに興味がなくなりネグレクト気味に

男性も家事に参加するべき、女性も外で働くべき、という風潮があるものの、お互いに夫婦としての役割は果たさなくてはいけませんよね。

相手への嫌悪感から協力関係を築けなくなってしまったら、無理に夫婦を続ける意味は薄いのかもしれません。

暴力が出る仮面夫婦

暴力が出るのは論外です。

パートナー同士でも、子どもに対しても、仮面夫婦のストレスに起因する暴力が出た時点でアウトです。

子供にとって

  • 体罰で命令する
  • 暴力を目の当たりにした恐怖から言うことをきくようになる

といった暴力の影響下に置かれると、心の発達にも体の成長にも影響してしまいます。

特に繊細と言われているHSC(ハイリーセンシティブチャイルド)の気質を持った子なら、より一層悪影響なため暴力は本人にふるうのはもちろん、見せるのも絶対にダメです。

暴力で簡単に思い通りになると味を占めてエスカレートするケースも多いため、手が出たら離婚を視野に入れて将来のことを考えましょう。

【HSCとは?】

最近話題になっているHSP(ハイパーセンシティブパーソ)の気質をもった子供のことです。
「繊細さん」とも呼ばれるこの気質を持った子供は、例えばほかの子が怒られているのを見て登校拒否に発展するケースも…
特別な存在と思われがちですが、5人に1人はHSCの気質があるといわれているため他人事ではありません。
ストレスを感じていることに自身がきづけなかったり、表現がまだ未熟であったり、大人が気づきにくい場合も少なくはありません。

仮面夫婦状態のせいで子どもに出る悪影響

落ち込む

悪影響は目に見えるものではありません。

気づかないうちに少しずつ子供に影響が出て、気がついた時には取り返しのつかないタイミングだったら困りますよね。

実際にどんな影響が出やすいのかを知っておけば警戒して観察することができるでしょう。

心理的影響

一番身近な親が信頼し合っていないのを悪い見本にして

「他人を信頼する」

という対人関係の基礎とも言える部分が形成されにくくなります。

信頼関係を築けないと対人関係が不器用になるだけでなく、攻撃的になったり落ち着きがなくなることも。

体への影響

悪影響は心だけではなく、体に出てしまうことも。

  • 物理的暴力による傷
  • ネグレクトによる食事不足で栄養障害に
  • ネグレクトから買い食いが増えることで病的肥満に
  • 愛情不足により成長ホルモンの分泌不全で体の成長に影響

ホルモン分泌異常による低身長症は必ずしも保護者のせいというわけではありませんが、虐待による心身への影響から起こるケースもあります。

【ホルモン分泌異常の低身長について】

私の息子も低身長です。
虐待によるものではなく低身長症が発覚したのは仮面夫婦化する前の話なので、心理的ストレスが原因ではありません。
私の両親の身長がおかしいので、隔世遺伝によるもののようです。

ストレスからホルモンバランスが乱れて低身長症がになるケースもありますが、あくまで原因の一つ。
検査入院しましたが、入院中は両親揃ってお見舞いに来る同室の保護者も多かったことから、背が病的に低いのは必ずしも虐待が原因ではないことも分かっておいてください。

ヨメコ

気になる場合は【SDスコア※】を調べてみて。

猫旦那

誕生日と今の身長で調べられるサイトがあるよ。

【外部サイト】
かんたん、ひと目で分かる低身長チェック(ファイザー株式会社ホームページより)

学習面での影響

家庭環境が不安定だと、常に心配事が頭の中でもやもやしていると、不安で勉強どころではありません。

ひどくなると登校すらできなくなってしまうこともあるため、同学年の子供に比べて学力の差がどんどん開いてしまいます。

学校の勉強は段階を踏んで進むため、つまづくと次の段階が理解できず、どんどん落ちこぼれてしまうのが怖いところ。

不登校や落ちこぼれなどに気づいたら、学校に相談するなど早めにフォローしてあげたいですね。

子供にとっての仮面夫婦の理想的な関係性

子供にとっての仮面夫婦の理想形は、「パパのこともママのことも尊敬している」と子どもが思う状態です。

そのためには相手のことが嫌いであっても、尊敬できる部分は認める必要があります。

異性としては見れなくなったけど、必要以上に仲良くはできないけど、目標に向けて協力し合えるビジネスパートナーのような関係性が理想です。

仮面をかぶるなら玄関の外だけではなく、子どもが成人するまでは家の中でも気を抜いてはいけません。

猫旦那

離婚するのもしないのも、両方とも覚悟がいるね。

ヨメコ

離婚は結婚より大変。

パートナーと価値観や考え方、性格などが合わないとしても、お互いに尊重して協力し合えれば、子どもにとっては両親が尊敬の対象になるでしょう。

最後に~仮面夫婦でいるためには覚悟が必要

仮面夫婦でも子供に悪影響が出ない夫婦の特徴は

  • 質のいい生活するために意地を張らず強力関係が築ける
  • 暴言や暴力などとは無縁で、必要最低限の話し合いが落ち着いてできる
  • いいところを客観的に認めて尊敬しあえる

仮面夫婦は子供にとって必ずしも悪影響を与えるわけでありませんが、仲のいい夫婦と比べると悪影響となる要素がどうしても多くなってしまいます。

仮面夫婦になってでも子供のために離婚したくないという人は、無駄なプライドは捨てて生活のプラスになることを目指しましょう。

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