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【専業主婦のプチ家出体験記】1万円で24時間家出をした体験記

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子供の中間反抗期や保護者付き合いにつかれたころ、精神的に限界になって家出をしました。

家出といっても実家まで遠くて居場所がないし、急に「泊めて」と身を寄せられる友達もいないし、自由に使えるお金もたくさんは持っていません.

私は普通の主婦で、モラハラや不倫などの致命的な問題もなく、生活に困らない生活水準で、子供に特殊な病気があるわけでもありません。

そんな普通の主婦が家出をして、どこで何をして、その後にどうなったかを時系列で書いてみました。

家出のリアルを知りたい人は、ぜひお付き合いください。

目次

専業主婦の私がプチ家出をしたきっかけ

プチ家出のきっかけとなったのは、怒りのキャパシティが超えたからです。

この状態を誰かが分かってくれたら、もしも味方がいたら、家出という発想にならなかったでしょう。

ヨメ子

分かりやすく「ヘルプ」を出さなかったから、助けてもらえないのも当たり前なんだけどね。

ではこの時に家の中がどんな状況だったのか、まずは今回の登場人物となる家族を紹介します。

長男:中間反抗期

家出の直接的な原因となったのが、小学2年生の長男の存在でした。

中間反抗期真っただ中で手を焼いている時期に残念な担任に当たったのもあり、本人もイライラが抑えられずしょっちゅう私と親子喧嘩になりました。

手が出始めて「このままだと虐待になりかねない」という危機感と、親としてしつけなければという変な責任感で余裕がありませんでした。

次男:可もなく不可もない存在

次男はこのころ特に問題なく、そつなく幼稚園生活を過ごしていました。

が、次男の幼稚園で役員に選ばれてしまい、次男とは関係のないところで人間関係のストレスが溜まっていました。

次男はマイペースで世話焼きタイプではないので、特別私の味方をしてくれるわけではありません。

旦那さん:追い打ちをかける存在

仕事が忙しい旦那さんに負担をかけるわけには、と長男のことも相談しませんでした。

幼稚園の役員も、応援するわけでも反対するわけでもなく、傍観しているだけでした。

旦那さんにとっては家庭内は平和で、自分さえ粛々と仕事をこなしていればOKと感じていたのかもしれません。

ある日私が限界を超えて長男に軽く手を上げたのを見て、すごい剣幕で「それはだめ!」と怒鳴られました。

ヨメ子

状況分かってない人に何も言われたくない。
って悲しくなっちゃった。

そういえばことあるごとに「子育てに不向きな性格」といわれ続けていたのも重なって、家の中で自分の存在価値がないんじゃないかと思って、そうしたら家にいるのがつらくなりました。

専業主婦の私の最初のプチ家出

最初のプチ家出は秋のことでした。

金曜日の夜に限界が来て、旦那さんがお風呂に入っている間に荷物をまとめて出ていきました。

最初のプチ家出~はじまり

急いで荷物をまとめて、旦那さんに見つからないように大慌てで家を出ました。

夜9時頃だったと思います。

勢いだけで家を出た結果、どうしていいのかわからず、泣きながら人気のない道を選んで駅まで歩きました。

電車で都心まで移動しながら、スマホで作戦を立てた結果、安価なネットカフェに行くことにしました。

ヨメ子

事前準備しなかったからあんまりたくさんお金を持ってなかったの。

最初のプチ家出~家出中にしたこと

新宿まで出てドンキホーテで足りないものと、本屋さんで暇をつぶすだけの娯楽の小説を買いました。

買い物をしながら、そういえば数年一人で自分だけが使うものにお金や時間をかけなかったことに気づきました。

子連れだと必要最低限しか買い物ができませんし、旦那さんと一緒だと気を使って自分だけが使うものを物色することができません。

自分のためだけに時間とお金を使いながら、家出した価値があったと感じました。

最初のプチ家出~行先

ネカフェについたら買った本を読んで、そのあと昔ぼんやり読んでたハンターハンターが目に留まって夢中で読みました。

ヨメ子

普段漫画を読まない私にとっては、漫画を夢中で読む時間が新鮮だったの。

もともと夜ふかし体質なので、5時くらいまで漫画を読んで、2時間くらい仮眠してネカフェを後にしました。

無料で使えるシャワー室はなんとなく衛生的に気になって使えず、個室の中で体を拭いて着替えただけで済ませました。

最初のプチ家出~帰宅

眠い目をこすりながらネカフェを後にして、寄り道をするにも朝8時でろくにお店が開いていなかったのもあり、その足で帰路につきました。

家に帰ってみると、特に心配や詮索もされず、スーパーから帰ったときくらいのテンションでただ「お帰り」と家族に迎え入れられました。

旦那さんが慣れない洗濯を干してくれていたのですが、ことごとくしわくちゃのまま干されていたのを見てすごく悲しくなったのを覚えています。

家出をしたところで何も状況は変わりませんでしたが、同時に家出をしたからといって何かが壊れるわけではないということも分かりました。

ヨメ子

無理になったら逃げていい、って気づいた貴重な経験になったわ。

専業主婦の私の2度目のプチ家出

長男が進級して担任とクラスが変わると、憑きものが落ちたように落ち着いてお互いが楽になりました。

長男が落ち着いたのもあって、さすがに大人げないかと思い、気持ちを押し殺して無理に機嫌のいいしていました。

ヨメ子

この時に我慢せずに上手に夫婦喧嘩しておくべきだったわ。

最初のプチ家出から1年くらい後、旦那さんが健康診断で検査入院になり、自暴自棄でひどい態度に嫌気がさして会話するをやめました。

口をきけなくなって1か月くらいしたタイミングで、旦那さんと同じ家にいるのがつらくなってしまいました。

2度目のプチ家出~はじまり

週末のお昼ごろ、久しぶりに長男と衝突して口論になりました。

長男とは信頼関係ができていて、口論になっても後で仲直りする自信がありましたが、その時旦那さんにすごく嫌そうな顔で「勘弁してくれよ」といわれました。

この言葉でギリギリの精神状態が崩壊してしまい、私じゃない人と再婚でもすればいい、という思考になってしまいました。

「怒り」ではなく「必要とされていないむなしさ」みたいなものが限界に来てしまったのです。

手早く荷造りをする私に戸惑って傍観していましたが、家を出ると後を追ってきて私を止めました。

エレベーターの前で「もうわかったから家に帰ろう」と声をかける旦那さんを「私の居場所なんてないでしょ?」と振り切ってそのまま駅まで向かいました。

ツマミ

後で振り返るとドラマチックな感じよね。

ヨメ子

声掛けとしては100点かもね。

この直後にスマホを忘れてきたことに気づきましたが、今さら取りに戻るわけにもいかず、そのまま家出を続行しました。

2度目のプチ家出~家出中にしたこと

ぼんやり長距離バスを眺めて「北海道か金沢かインドに行きたい」と思いつきましたが、行くすべや宿などが調べられず断念しました。

スマホを忘れてきたのが、ある種行動を制限できていい方向に転がりました。

何をしようかと新宿を6時間くらいうろうろしてみましたが、宿が見つからず1回目と同じくネカフェに身を寄せました。

スマホで会員登録が必要だと言われましたが、家に忘れた旨を伝えると身分証で利用ができました。

ネカフェで翌日図書館に行くことを決めて、いろんな人の家出体験記を読んだ後、また同じようにハンターハンターを読みながら気晴らしをしました。

ヨメ子

ハンターハンター読むために家出してるのかもしれない。

ツマミ

休載しててよかったわね。

朝になってミスドでうたた寝をして、図書館に行って、そのあと歩けるだけ歩いて、疲れ果ててお昼過ぎに家路につきました。

2度目のプチ家出~帰宅

昼過ぎに家に帰ると、やはり特別なリアクションもなく、私がただいないだけで3人とも普通に日常生活を送っていました。

そうか、やっぱり私はいなくても困らない存在で、むしろいない方がいいんじゃないか。

「家族のために」と肩に力が入っていたのですが、私がいなくてもなんとでもなるんだと思うと、なんとなく肩の力が抜けました。

何かを我慢しすぎたり、自分を殺して頑張りすぎなくてもいいんだ。

そんな気がして「自分らしく」「家族にかまいすぎない」ということを決めました。

家出後の私

しょんぼり

家出を経験してから、変に頑張ったり我慢することをやめて自分らしくいようと決めてからは、夫婦仲が悪くなったものの自分の心を守ることができました。

具体的には

・ごはんを無理に家族と食べない
・一人になりたいときはいつでも気にせずどこかにこもる
・世話を焼くのをやめて「感謝されない」という思考をやめる
・人の機嫌に責任感を感じない

とこんな感じ。

私はHSP気質なので、どうしても他人がどう感じているかを気にしすぎてしまう傾向があります。

ですが、その「気にしすぎる」気質の負担を減らすきっかけになりました。

私と同じ考え方をおすすめするわけではありませんが、もしも気を使いすぎて気づかれしてしまっているなら、ちょっと肩の力を抜いてわがままになってみることはおすすめです。

最後に~家出はSOSととらえて対処を

家出をしたくなる気持ちは、どうやら私だけの特別なものではないようです。

ただ実際に家出を実行するほどにつまっているのなら、迷わず自分を大切にすることを優先させてください。

これは私のことだけかもしれませんが、家出したらすぐ離婚されるわけでもなければ、子供がトラウマになったなんてこともありませんでした。

我慢をして無理に笑顔を作ることが必要な時もありますが、母親が自分らしくいることは平和な家庭を作るうえで一番重要といっても過言ではありません。

気晴らしをして、可能ならば自分の素直な気持ちをぶつけられるといいですね。

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