夫婦喧嘩が毎回同じ展開で、同じ話になって、解決しないまま妥協する…
不毛な夫婦喧嘩って面倒な割に意味なくて、放っておくと確実にしんどい状況になります。
喧嘩になるたびに「またか…」と思いつつ、同じことを繰り返しては解決しないままモヤモヤして終了、そんなことばかり繰り返していると夫婦仲が悪くなるのは目に見えていますよね。
【この記事で分かること】
・同じ夫婦喧嘩が続く根本的な原因
・同じ夫婦喧嘩を防ぐ伝え方のコツ
・夫婦喧嘩で同じことを繰り返さない対処法
旦那さんに萎縮して会話できなくなった私が調べたことや試した方法をまとめました。
不毛になるから会話するのをもうやめよう…とお互いに諦めてしまうと元に戻すのが大変になります。
まずはできることを試してみませんか。
夫婦喧嘩が同じことの繰り返しになるのは自信がないから
夫婦喧嘩が同じことの繰り返しになってしまう人には「自分に自信がない」という共通点があります。
自分に自信のない人は
- 自分の意見や考えを言えない
- 相手を支配して優位に立ちたい
- 相手の意見を聞き入れる自信がない
という3タイプに分けられます。
自分に自信がなくて自分の意見や考えを言えない
自分に自信がない人は自分の意見や考えに自信がないため、不満があっても我慢する傾向があります。
不満をうまく伝えられないので、喧嘩になるたびに同じ不満をぶつけてしまい、同じ内容の喧嘩を繰り返してしまいます。
【解決策】
・たどたどしくてもいいので自分の考えを聞いてもらえるまで根気強く話す
・感情や理由、代替え案なども出すとより伝わる
・不満に対して自分が納得いくまでていねいに話す
・聞き手側は話を遮らずに話し終わるまでていねいに聞く
「言ったら嫌われる」
「どうせ聞いてもらえない」
とあきらめず頑張って伝えてみましょう。
私はこのタイプ。
なんか言ったら嫌われそうだから我慢しちゃう。
我慢すると余計にもやもやするよね。
自分に自信がなくて相手を支配して優位に立ちたい
自分に自信がないから、相手より優位に立ちたくて同じことばかり責め続けてしまう人もいます。
怒っているわけではなく、攻撃するための材料として相手の嫌がる同じ不満を何度もぶつけている、という状況です。
攻撃は最大の防御、ってやつか。
【解決策】
・自分の意見が通らなくても自分は大切な存在だと認識する
・聞き手側は普段から相手を認めていることを頻繁に伝える
自分に自信がなくて相手の意見を聞き入れられない
相手に何か言われると自分が否定される気がして、話を聞こうとしない人がいます。
話を聞こうとしないから、相手から何度も同じことを言われ続けてしまい、同じ理由で夫婦喧嘩を繰り返してしまいます。
【解決策】
・相手の話を聞いて話題を終わらせる
・話し手はできるだけ相手を否定しないように客観的に話す
怒られるのが苦手な相手に対しては、「褒め→意見→要望」の順に話すとスムーズです。
話しかけても取り合ってもらえない場合は、場所を変えて改まって話すと聞く姿勢を取ってもらいやすくなります。
【夫婦喧嘩が同じことの繰り返し】から抜け出す伝え方
同じことの繰り返しになっているのに、同じ伝え方をしてしまっていませんか?
私は結婚して1年くらいの時に、コンビニのゴミを捨てて欲しいと伝えて聞き入れてもらえなかった経験があります。
最初は「ゴミくらい捨てて」と怒ったら「そんな怒らなくても…」と逆切れされ、同じことがあったときに「面倒だけど捨ててくれると助かるんだけど…」と伝えたら「いや!」と冗談で返されたことがあります。
この時から
「どうせ聞いてもらえない」
って不満をため込むようになったわ。
話しにくい相手になっちゃったのね。
たった2通りの言い方を試しただけで「自分の話なんて聞いてもらえない」と決めつけて、不満を伝えるのを諦めましたが、もっと伝え方を工夫したらよかったと思います。
この反省点を生かして、伝え方の工夫を5つ解説します。
大声をやめる
伝えるときの声が大きすぎると相手に威圧感を与えることがあります。
自分に自信がない人は委縮して意見を言えなくなったり、虚勢を張ろうと反撃したくなります。
怒鳴り声まで行かなくても、十分聞こえる程度の声量に調整すると同じ喧嘩に発展するリスクが減らせます。
伝えたいことと関係ないことを持ち出さない
「ゴミを捨てて欲しい」を例に挙げると、「この間もそうだった!」「洗濯物だって脱ぎっぱなし!」「ちょっとくらい協力してよ!」など関連性のあることを一緒に責めたくなることもあるでしょう。
芋づる式に過去のことも持ち出してたくさん伝えると、相手も同じように「そんなこと言うならもっと掃除してほしい」など関係ない不満を言い始めます
この「カウンター攻撃」が同じ喧嘩の繰り返しになるのよね。
どっちかがカウンター攻撃やめないと終わらないね。
喧嘩に発展しないように伝えたいなら、伝えたいことだけ、つまり「ゴミを捨てて欲しい」だけを伝えます。
相手が返事に困る伝え方をやめる
回りくどい言い方はやめて、「イエス」で答えられるような伝え方をしましょう。
例えば「ゴミを捨ててください」はわかりやすいですが、「ゴミ箱が近くにあるのにゴミを捨てられない理由は何ですか?」は返事に困りますよね。
返事に困る質問は相手に「別の意味があるのでは?」と深読みさせてしまい、余計な言い争いが起きてしまうことも。
オブラートに包むことは必要ですが、分かりやすい言葉で伝えましょう。
論破しようとしない
相手に何かを伝えて行動を促したり考え方を曲げてもらうには、相手と対等に話すことが大切です。
相手を言い負かせて操縦すると、信頼関係がなくなって夫婦関係が悪くなってしまいます。
尻に敷かれて平和なケースはレア。
対等な方が平和。
「ぎゃふん」と言わせるのではなく、意思の疎通が目的であることを忘れないようにしましょう。
口頭ではなくメールや手紙で伝える
伝える自信がない人やどうしても威圧感を与えてしまう人は、無理に口頭で伝えなくてもメールや手紙という手段も使ってみましょう。
話すのより書くのが得意な人、聞くよりも読むのが得意な人がいるので、話してうまくいかなければ「書く・読む」の方があっているのかもしれません。
自分は話す方が得意と思っていても、相手が読む方が得意な場合もありますので、話し合いが同じ内容の夫婦喧嘩になりがちな人は試す価値がありますよ。
「話す・聞く」よりも「読む・書く」の方がしっくりくるという人は、一度ひとりで自分の心を整理することもおすすめです。
オンラインカウンセリングのUnlaceは、チャット形式で資格を持っている心理士に相談することができます。
病院やカウンセリングと違い、予約なしでスマホやパソコンから気軽に相談ができるので、平行線をたどる夫婦喧嘩について心ゆくまで相談することができます。
でもそんなに気軽に相談してたらお金かかっちゃうじゃん。
定額制だから契約期間内はたくさん相談しても大丈夫!
夫婦の問題解決に「夫婦カウンセリングまではちょっと大げさかもと感じたら、ひとまず2週間だけでも試してみるのがおすすめです。
料金形態など詳しくは以下の通りです。
価格 | 8,800~/2週間 |
提供しているサービス | ・チャット形式の相談 ・ビデオ形式の相談 |
相談に乗ってくれる人 | ・臨床心理士、公認心理士など有資格者 ・合格率14%の採用試験あり |
利用可能時間 | 24時間365日 |
利用方法 | ・スマホアプリ ・PC |
予約 | 不要 |
チャット形式なので例えば夫婦喧嘩のあと夜遅くでも相談でき、有資格者の有益で客観的な意見によりメンタルを落ち着かせるのにも一役買ってくれます。
会員登録をしなくても、約1分間で簡単な質問に答えれば、心の状態を5段階で業過してくれるので、自分のメンタルがどんな状態かだけでも知っておくといいでしょう。
心理資格保持者のカウンセラー在籍【Unlace】夫婦喧嘩は座る位置関係で予防できるかもしれない
「向かい合わせに座って会話すると対立しやすい」という話はご存じでしょうか?
夫婦におすすめの位置関係は向かい合わせではなく隣同士です。
実際に占い師さんや看護師さんも取り入れているスティンザー効果という心理効果があります。
【スティンザー効果とは?】
座る位置によって相手の印象が変わるという心理学。
具体的には以下の通り。
・真正面…攻撃・支配・緊張・圧迫
・真横や隣…親密・同調
・斜めやL字…リラックス
看護師さんが実際に使っているテクニックはマイナビ看護師に詳しく解説されています。
ソファで話すのがおすすめ。
これは簡単で試しやすいね。
私自身も向かい合わせから隣に座るようにして、ずいぶん気持ちが楽になりました。
スティンザー効果はこちらの記事でもっと詳しく解説しています。
【夫婦喧嘩が同じことの繰り返し】環境を見直すのもおすすめ
同じ夫婦喧嘩を繰り返すなら、伝え方以外にも環境に注目してみましょう。
キャパオーバーになっているとイライラしやすくなるために、喧嘩そのものが起こりやすくなってしまいます。
余裕をもって生活できる環境を整えて喧嘩の回数を減らすのも、同じ夫婦喧嘩の繰り返しを予防できる一つの方法です。
仕事量を減らしてみる
忙しくてヘトヘトだとつい怒らなくていいことで怒ってしまうことがありますよね。
忙しいのが原因で夫婦喧嘩が起こる場合は、睡眠時間をしっかりとって、週末はゆっくりすることで相手を思いやることができる場合もあります。
ハウスキーパーやベビーシッターに頼る
もしも金銭的な余裕があれば、お金で夫婦の時間を買う方法も有効です。
サボるための無駄なお金ではなく、コミュニケーションのための時間をお金で買うと思えばお金を出す価値がありますよね。
実際に三人目をベビーシッターに任せているママ友がいましたが、いつもニコニコしていて夫婦仲がいいことで評判でした。
余裕があってニコニコ機嫌良くしているというだけで、女性は男性から見て魅力的に見えるようです。
お料理が苦手なら今流行りの家政婦さん、掃除が苦手なら定期的にハウスクリーニングに依頼するなど、ストレスとなる家事を減らすことでイライラも抑えることができます。
プロに相談して自分を変える
自分で環境の変え方を思いつかない場合や、どうしたら改善できるのかを相談したい場合、臨床心理士に相談してみることもおすすめの方法です。
いやいいや、臨床心理士なんて気軽に相談できないでしょ?
それがスマホ一つで出来ちゃう時代なんだ。
オンラインカウンセリングの【メザニン】では、資格を持ったカウンセラーとzoomで直接相談ができます。
家では受けにくい人はスマホ一つで予約から受診まで完結するので、家族に効かれたくない内容でも安心です。
料金形態など詳しくは以下の通りです。
価格 | 5,999円/50分 ※ポイントを購入して受診。 ※たくさんポイントを購入すればお得になるシステム |
提供しているサービス | ・zoomでのカウンセリング |
相談に乗ってくれる人 | ・臨床心理士、公認心理士など有資格者 |
利用可能時間 | 各カウンセラーにより異なる |
利用方法 | ・スマホ ・PC ・タブレットなど |
予約 | スマホから予約可能 |
でもちょっと緊張するし、受けてみるのハードル高くない?
20分無料で試せるから、気になったら20分だけでも受けてみるといいかも。
夫婦関係改善の一番の近道は自分を変えることです。
プロの客観的な目線でどんな風に変われば同じ夫婦喧嘩をしなくて済むか、相談してみるのも一つの解決方法です。
夫婦喧嘩そのものを減らすには共通の趣味がおすすめ
夫婦喧嘩が頻発する場合、マンネリが原因になっていることも考えられます。
共通の楽しい時間を過ごせば楽しい話題が増えるため、険悪なムードになりにくいでしょう。
昔一緒に楽しんでいた趣味をもう一度、という考えもアリですが、昔とは好みも考えも精神年齢も違うので、改めて二人の共通の趣味を探してみてはいかがでしょう。
インドアな私がおすすめしたい夫婦の趣味はこちらの記事にまとめました。
最後に~同じことを繰り返す喧嘩は無理をしているから
夫婦喧嘩が同じことの繰り返しなる夫婦は、どちらかもしくはお互いが自分に自信がないのが特徴です。
お互いを信頼して自信を取り戻すためには、伝え方や環境を整えるのが有効です。
- シンプルに伝える
- 話す・聞くが苦手ならメールや手紙で伝える
- 仕事や家事の量を減らす
- 隣に座って話す
- 共通の趣味を始める
といった手段が有効です。
同じ内容の夫婦喧嘩を繰り返していると疲弊して、会話するのさえ嫌になりかねません。
1日でも早く対処し、喧嘩にならない会話を重ねて、夫婦関係の改善につなげましょう。
コメント一覧 (1件)
[…] 【夫婦喧嘩が同じことの繰り返し】になる夫婦の特徴・原因・対処法とは […]