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「お金がないと夫婦仲が悪くなる」のは勘違い!お金で揉めない夫婦の特徴

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「貧乏な夫婦は年中お金のことで喧嘩になるから仲が悪い」
「愛があったとてそれだけで生活はできない」

これって世間的にはよく言われていますよね。

確かにお金が原因で喧嘩になる夫婦は多く、離婚に発展する原因のひとつでもあります。

ですが貧乏だろうがセレブだろうが、お金で揉めるときは揉めます。

お金が原因の夫婦喧嘩は、お金の価値観が違うから起こります。

この記事ではお金のことで夫婦喧嘩に発展しがちな人にどんな特徴があって、どうすればお金の喧嘩を減らすことができるかについて解説します。

離婚に発展する前に夫婦仲を改善したい人はぜひ参考に読んでください。

目次

お金がないと夫婦仲が悪くなるのは勘違い!

お金

お金がないとギスギスして夫婦喧嘩になりやすいと思われがちですが、きっかけの一つにすぎません。

節約を楽しんで生活している夫婦はたくさんいるし、年収が高くてもお金の喧嘩になる夫婦もいます。

ちなみに我が家は、家族4人が暮らすのにじゅうぶんなお給料を稼いでくれていますが、それでもお金のことで喧嘩になりました。

一方で実家では父が5回ほど転職をしていて収入が低かったですが、母がもともと田舎の貧乏育ちだったため、お金で喧嘩になることはありませんでした。

お金がないとお金のことで頭を悩ます機会が増える分、お金をテーマにした喧嘩が起こりやすい
というのがお金がない夫婦の仲が悪いと言われる理由です。

ヨメコ

大雑把に言うと、性格の不一致。

猫旦那

お金の考え方も性格の一部ってことね。

必ずしも【収入が低い夫婦がみんな不仲】というわけではありません。

お金がない夫婦の仲が悪い本当の理由

コインを目に当てる女性

お金に関する夫婦喧嘩をするのは、お金がないからではなく、お金への切迫具合が違うからです。

「節約しなきゃ」と考える人と「パーっと使おう!」と考えている人がお互いを否定したくるから、夫婦仲が悪くなるのです。

もっと言うと、衣食住のどこにお金を浪費するのかのバランスが違えば、相手のお金の使い方が疎ましくなりがちです。

私は結婚当初、夫が1回しか読まない毎週ジャンプを買ってきて部屋に散らかすのが許せませんでした。

当時仕事をやめて収入がない私には、毎週200円を捨てているように見えたのです。

働いている夫からすれば「200円くらいいいじゃん」といった喧嘩になったことがあります。

この時もお金がなかったわけではなく、働いている夫と働いていない私のお金の切迫具合の差が原因でした。

お金のことで揉めない夫婦を目指す3つの方法

喧嘩

お金のことで揉めない夫婦を目指すなら、お金の価値観のすり合わせが必要です。

お金の価値感をすり合わせる方法は3つあります。

不安がなくなるくらい収入を上げる

まず一つ目の方法は、お金の不安をなくすために収入を増やすこと。

もしもお金を湯水のように自由に使えるなら、おそらくお金の喧嘩は減るでしょう。

妻が専業主婦なら就職して収入を2本にしたり、夫がお給料のいい会社に転職をすれば収入アップは見込めます。

でもこれって現実的ではないし、絶対にお金の喧嘩がなくなる保証がありません。

猫旦那

ほんと、それができれば苦労しないよ…

ヨメコ

検討してみる価値はあるけどね。

どちらかのお金の価値観に合わせる

次は簡単な方法ですが、どちらかが自分のお金の価値観を押し殺して相手に合わせれば価値観が一致します。

実際に私もお金の喧嘩になるのが嫌で、夫のお金の使い方には目をつぶるようにしました。

ただし納得せずに目を背けるだけの方法なので、家を買うときや子どもの受験の時など、大きなお金が動くときに何らかのもめごとに発展しやすいデメリットがあります。

ヨメコ

私は何年も我慢ができなくて爆発したタイプ。

猫旦那

何年分もたまってるとコワいね。

お金の知識を付けて無駄な不安をなくす

最後に一番お勧めの方法ですが、お互いがベストな価値観を目指して知識を付けること。

本当に節約が必要なのか、もしくはもっと貯金した方が良いのかなど、夫婦共通のゴールがあれば揉めにくくなります。

節約に協力的でない配偶者にも、しっかり知識に基づいて話せば理解を得られる可能性も高くなります。

ヨメコ

漠然と「節約」ではなくて、どのくらい足りないのか分かれば説得しやすい。

猫旦那

がみがみ言われるより反論しにくくなるね。

お金の勉強は奥が深いので簡単ではありませんが、長い目で見ると夫婦円満になる重要な要素になるでしょう。

夫婦がお金で揉めないために知識を得る方法

貯金箱
猫旦那

「お金の知識」
って急に言われても…

ヨメコ

欲しい情報はいくらでも手に入る時代だから大丈夫!

お金の知識を付ける方法は、主に3つあります。

  • 本で学ぶ
  • 少額の投資を経験する
  • FPに相談する

どの方法がいいか、一つずつ内容を見てみましょう。

本で学ぶ

お金と上手に付き合うには、常に最新の情報を知っておく必要があります。

NISAにiDeCoに株にFXに…お金のこと、は勉強しないとどんどん時代に取り残されてしまいます。

固定費の見直しで節約を…というのも、仕組みがどんどん複雑化していて常に情報を集める必要があります。

ポイ活をするにしても新しいものが次々出てくるので、常にアップデートが必要です。

最新の情報、というとネット検索をと考えがちですが、ネット検索は誰がいつ書いたか分からないリスクがあります。

一方本のいいところは、専門家が豊富な知識に基づいて書いたものを、さらに出版社が精査した情報だということです。

出版された日もはっきり記載されているので、情報のフレッシュさも簡単に確認ができます。

本で学んでもお金に関する情報にはリスクがありますが、知識を入れておくだけでもお金の価値観が変わりますよ。

少額の投資を経験する

本をたくさん読んだら、ちょっとだけ投資をしてみることをおすすめします。

私は本を読んでみましたが実感がわかず、2年前から少額のつみたてNISAを始めました。

証券会社にもよりますが、100円から始められる投資もあるようなので、勉強としてチャレンジしてみるとお金の知識が一気に深まります。

FPに相談する

自力でお金の勉強をすることも大切ですが、プロから直接習うのが手っ取り早い方法です。

最近では無料相談や無料講座など、歴の長いFPから無料で知識を得られる機会もずいぶん増えました。

FPにアドバイスをもらうことで夫婦間のお金の価値観をすり合わせることができます。

ヨメコ

節約過剰の人とか、使いすぎの人とか、価値観変えてくれるかもよ。

猫旦那

自力で説得して失敗しがちな人の味方になってくれそう。

お金の揉め事が多い夫婦にとっては、夫婦カウンセリングのような効果を得られることもあるでしょう。

FPに相談した方がいいのはどんな人?

カウンセリング

無料相談のFPとは…?

利用してみたことのない人にとっては自分が利用していいものか、どんな話題を相談できるのか、何か契約を迫られるのではないかと不安ですよね。

猫旦那

あれでしょ?
保険とか勧められて断れなくなるんでしょ?

ヨメコ

いやいや、そんなとこ悪い口コミでつぶれちゃうから。

無料相談や無料講座は納得して契約したい人がある程度いるから、納得していない人を無理に説得せずとも経営が成り立ちます。

だから基本的には、少しでもお金の話をしたい人はサービスを受けてみることをおすすめします。

ですがしいてFPに相談した方がいい人を上げるとしたら

  • 目標なしで漠然と節約をがんばっている人
  • パートナーのお金の使い方に疑問を持った経験がある人
  • お金の不安で離婚を躊躇している人

といった人に特におすすめです。

目標なしで漠然と節約をがんばっている人

何も目標はないけど、将来が不安で節約をがんばりすぎる人は、一度目標設定のためにFPに相談することをおすすめします。

やみくもに節約するということはゴールが分からず走り続けているようなもので、疲れてイライラしたり、嫌になったりするでしょう。

私も家を購入するのにローンやどのくらいの家を買うかなど、お金に関することを相談したことがあります。

ひと月当たりの収入や支出を見てもらい、ジャッジしてもらいました。

結果は、収入に対して支出がかなり抑えられている、とお褒めの言葉をいただきました。

ヨメコ

プロから「節約頑張ってる」って言われてどや顔できた。

猫旦那

第三者に「嫁がんばってる」認定されるとほめざるを得ない。

さらに「このくらいの家なら無理なく買える」「ここまでなら生活費を増やしてもOK」というラインを教えてもらい、節約のイライラが軽減しました。

パートナーのお金の使い方に疑問を持った経験がある人

パートナーが浪費家、もしくはケチだと感じると、それだけで嫌いな要素が一つ増えてしまいますよね。

パートナーがお金を使うたびにイライラしていては、夫婦仲はどんどん険悪になってしまいます。

そんな時に利用したいのがFPです。

家計を見てジャッジしてもらえば、どっちが考えを変えるべきか客観的に教えてもらうことができます。

パートナーのお金の使い方に疑問を持ったことがあるなら、夫婦そろってFPに相談してみると関係性が変わるきっかけが掴めるかもしれません。

お金の不安で離婚を躊躇している人

「離婚してやる!」と決意した次の瞬間に頭をよぎるのが、「自分一人で子どもを育てられるか」という不安。

私も3年前に離婚しても大丈夫かとFPにお金の相談をしたのですが、私より少し年上の子育て経験のある女性が親身に対応してくれました。

扶養からどのタイミングで抜けるべきか、あと何年くらい我慢するのが賢いか、シングルマザーでどんなお金がかかるのかなどを相談しました。

FPとしての範囲内のお金のことは詳しく答えてくれて、税金や扶養のことは税理士や夫の会社に聞くようにアドバイスももらえました。

ですがその時に具体的に保険商品の名前が出てくることはなく、気が済んで「帰ります」と告げると引き留められることもありませんでした。

そのあと1年くらい経って「困ってたらもう一度相談どうですか?」と電話がかかってきましたが、忙しいと告げるとあっさり電話を切ることができました。

あの時FPさんがいなければ、お金と離婚の不安でイライラしていたと思います。

お金のことに関して肩に力が入りすぎている人は、息抜きのつもりで気軽に相談してみるのもアリだと思います。

最後に~お金のことで揉める夫婦はFPへの相談が近道

お金がないとギスギスして夫婦仲が悪くなりがち、といったイメージがありますが、実際は相手のお金の価値観が気に食わないだけなことがほとんど。

節約家と浪費家がルールを決めずに一緒に過ごすのは難しいからです。

お金が原因で夫婦仲を悪くしないためには、正しくお金の知識を付けることが重要です。

本を読んだり投資をすることで知識が身につきますが、FPに無料相談したりFPによる無料講座を受けることが近道です。

無料相談では節約が必要か、今後どんなお金がかかるのか、見直せる固定費がないかなど生活のお金に関して幅広い相談に乗ってくれます。

強引に押し売りされることはないので、お金のことで少しでも不安や疑問があるなら一度FPと話してみることをおすすめします。

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