離婚理由の1位は、男女共に性格の不一致です。
不一致が理由での離婚を回避したいなら、相手に代わってもらうよりも自分の考え方を変えてしまうのが手っ取り早いです。
長年一緒に暮らしていて、お互い一度も離婚なんて考えたことのない夫婦は少ないのではないでしょうか。
そもそも性格が最初から一致する夫婦なんていなくて、うまくやっていくにはお互いの努力が欠かせません。
DVや借金など離婚しか選択肢がない悩みもありますが、性格の不一致が悩みで、でも離婚回避したいのなら、まずは自分の考え方を変えてみるのはいかがでしょうか。
夫婦の数だけ悩みがあって解決方法はそれぞれですが、私がした意識改革を3つご紹介します。
【離婚回避のきっかけ】「今さら」をやめる

育児がひと段落して余裕ができて、その頃から関係性が悪化し始めました。
関係悪化を止めたかったのか、その頃旦那さんにも余裕が出て来て、家事を手伝ってくれるようになりました。
正直なところ家事は10年以上やっていて子供のことで忙しかった時ですら回せてたし、今さら手伝ってもらわなくても主婦に関してはプロですから1人でこなせます。
家事だけでなく子供のことも、私の体調のことも、一番大変な時に気にかけてくれなかったのに今さら機嫌をとろうとしてるの?
そんな今さらのせいで、甘えられなかったり、素直にお礼が言えなくなりました。
今さらをつけてしまえば、相手の好意も積み上げた関係性もおしまいになってしまいかねません。
- 今さら謝られても許せない
- 今さら手伝いなんていらない
- 今さら言っても聞き入れてもらえない
いろんな今さらがありますが、過去のことは過去のこととして今に引きずるのはやめました。
気になることは過去のこととして不満を伝えて、「今さら」を一度リセットしました。
この先夫婦生活はまだまだ長いです。
過去を引きずるより未来のことを大切にしたほうが有益ですよね。
【離婚回避のきっかけ】よその夫婦と比べない

隣の芝生は青いです。
よそのご家庭を見て、仲良さそうとか旦那さんが協力的とか、それは現状を外から見た状態です。
過去にいろんな不調和音を乗り越えてきたかもしれないし、影でたくさん努力をした結果かもしれないし、見えない部分はたくさんあるのです。


主観的に見た自分の夫婦関係と、表面だけ客観的にチラ見したよその夫婦関係とを比べるのは意味がないのです。
夫婦と一言に言ってもいろんな関係性があります。
例えば芸能人にもいろんな夫婦がいますよね。
夫婦の形に正解なんてありません。
※敬称略で例を挙げます。
【北斗晶と佐々木健介夫婦】
鬼嫁と嫁にベタ惚れの旦那さん、これは一般的にも良くあるパターンですね。
客観的に見ると力関係が一方的に見えますが、夫婦間ではバランスが取れているからこそ。
【林家ぺーとパー子夫妻】
夫婦で同じ方向を向いて、仕事もカラーも統一した夫婦と言えます。
ここまで徹底できる夫婦は珍しいですね。
【加藤茶と綾菜夫妻】
衝撃の歳の差婚から、財産目当てだの売名行為だのいろんなことを言われ続けましたが、それでも仲良く夫婦でいられるのは本物ですね。
【2丁拳銃・小堀裕之と野々村友紀子夫妻】
残念すぎる旦那さんとズバッと的を得た言い方の奥さまはみていてなんだか爽快に感じませんか?
客観的には見えない絆があるのかもしれません。
【離婚回避のきっかけ】期待しすぎない
大切なことを話し合うのは面倒ですし、一歩間違えれば揉めたり喧嘩の原因になりかねません。
- 察してもらえる
- わかってくれてる
- 自分が我慢すれば済む
言わなくても伝わると期待しすぎた結果、大切なことを話し合わなくなりました。
優しさのように見えて、ただのズボラだったんだと今になって思います。
仲が良くても、気が合うと信じていても、言葉にしてちゃんと話し合いをしなければ伝わらないことはたくさんあるのです。


違う家庭環境で育った別人、ましてや男女の脳の作りは違います。
「わかってくれるはず」という期待はやめましょう。
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まとめ
離婚になってしまうのは、理想の夫婦像をみすぎているからかもしれません。
- 今さらをやめて、今からを考える
- 隣の芝生とは違う自分たちの絆を作る
- 言わなくてもわかるはずという期待を止める
すぐに考え方をシフトするのは難しいですし、考え方を変えたからすぐにいい関係に回復できるわけではありません。
相手に代わってもらうのは大変ですので、まずは自分の考え方を変えるのが一番簡単です。