お付き合いが始まったばかりのドキドキ感、楽しいですよね。
そんなドキドキする恋愛感情は、夫婦になると急になくなるような気がする人は多いのではないでしょうか。
「昔は優しかったのに」
「昔はオシャレしてくれていたのに」
という過去のパートナーと比べてがっかりする夫婦も多い中、いつまでも仲のいい夫婦もたまに見かけます。
恋愛感情は夫婦間に存在するのか?という疑問を調べてみました。
恋愛感情は夫婦間に存在するの?

「結婚したら人が変わったようだ。」
「付き合って間もない頃となんだか扱いが違う。」
結婚後に「釣った魚に餌をあげない」という言葉をを体感している人は多いですよね。
こういった意見を良く聞く一方で、いくつになっても恋人のような関係性を保ち続ける夫婦も少数ながら存在するのが事実です。
では恋愛感情は結婚したらなくなるのでしょうか?
恋愛感情には期限がある

実は恋愛感情は3年しか持たない、というのはご存知でしょうか?
お付き合いが始まってドキドキワクワクするあの感情は、たったの3年しか持ちません。
結婚までの交際期間で最も多いのは1年以上2年未満という話もあり、そうするとほとんどの人が結婚後1〜2年しか恋愛感情が持たないということになります。
恋愛感情から愛情に変わることが大事
うまくいく夫婦はどうやらこの3年の間に恋愛感情から愛情にアップデートをするようです。
お互いを理解したりすり合わせをしたり、一緒にいてドキドキする存在から安心する関係性に変わっているようです。
アップデートせずただドキドキを楽しむだけで3年を過ごしてしまったカップルは「結婚してみたらがっかりした」「付き合ってたあの頃と違う」というネガティブな感情が湧きがちです。
長年連れ添った夫婦の恋愛感情はどうなる?

夫婦として同じ時間を長く過ごすと、人それぞれいろんな夫婦の形に辿り着くようです。
4つのタイプに分類してみました。
恋人夫婦
スキンシップもこまめにとって、記念日にはお祝い、休日は出かけたり、そんな理想的な夫婦も少なからずいるんですよね。
私も実は数年前まで恋人のような夫婦関係でした。
でも今になって思うと、そうしなくてはいけないという思いから、嫌われそうなネガティブな感情をひた隠しにしていたからこそ表面上はうまくやっていたんだと思います。
そうではなくて心から信頼し合えるような恋人夫婦でいられると、きっと人生が豊かになるでしょう。
友達夫婦
趣味や時間の過ごし方、笑いのツボや怒るツボ、食べ物の趣味などが似ていて、一緒にるのが楽しい!という夫婦です。
友達夫婦は似た価値観を持っていて、どこかで大きな共通部分がある夫婦が多いように思います。
恋愛感情は無くなっても、お互いかけがいのない存在になれれば仲良く暮らせそうですね。
家族になる夫婦
生活を分担・協力して暮らしを楽しんでいるのが家族化した夫婦です。
恋人ではなくなっても家族としてお互いを尊重し、信頼関係で結ばれているのが特徴です。
恋人から家族になってしまうためお互いを異性として見れず、スキンシップが激減してしまうのがデメリットなのかもしれません。

仮面夫婦
パートナーに興味がなくなったり、会話が極端に減ったり、形だけの夫婦であるのが特徴です。
- 経済的な不安を抱える
- 一人で育てる自信がない
- 興味はないけど別れるほど嫌いではない
仲が良くなくてもあえて離婚しない仮面夫婦は3割ほどいると言われています。
体裁を保つために外では仲睦まじい夫婦を演じる人も案外多く、闇を抱えた夫婦は一定数存在しています。
仮面夫婦はこちらの記事で詳しく解説しています。

恋愛感情がなくなった夫婦間に起きるすれ違い

夫婦でそれぞれが納得しての関係性なら、どんな距離感であっても居心地は悪くないでしょう。
問題なのはどちらか一方が距離感や関係性に納得していない場合です。
どちらか一方が異性として見れなくても、パートナーはまだ異性として見てしまうことにより、スキンシップレスで密かに悩む人も少なくはないのです。
こういったすれ違いが起きると離婚の原因にもなりかねません。
もしも距離感に納得いかないなら、将来を見据えて一度向き合ってみてはいかがでしょう。
私たちがまず試したのは夫婦カウンセリングです。


最後に~2人が納得できる関係性を模索しよう
恋愛感情からうまく愛情に移行できたり、異性としての関係性から家族や友人のような関係性に移行できたり、うまくいく夫婦は自分たちの心地いい距離感をうまく見つけて生活しています。
でもどちらかが納得していない関係性ならストレスは測り切れませんし、毎日一緒に生活するのも疲れてしまいます。
我慢してしばらくやり過ごすのは簡単ですが、年単位で我慢をし続けるのは現実的ではありません。
もしも今の関係性に納得がいかないなら、将来を見据えて真剣に話をしてみてはいかがでしょうか。